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March 2004

サッカーがあるんだけど

 今晩はワールドカップ予選があるんだけど、なんか親善試合くらいの感じしかしない。我ながら山田暢久選手が出るのと出ないのとでこんなに思い入れに差があるとは思わなかった。坪井だって三都主だって出るのになあ。それに小野君も。
 職場の先輩(50代奥様)は、シンガポールまで見に行ってます。あのフットワークの軽さはうらやましい。
 「明日出発なのよね」
 「どこか行かれるんですか?」
 「サッカー見に行くのよ」
 「どこに!?」
 「シンガポールよ」
 ってな会話を月曜日に交わしました。 中田ユニだそうです。
 
 夜までには少しは気分が盛り上がるでしょうか?

 本館に童話「徒長枝」アップしました。 

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「マライアおばさん」

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「マライアおばさん」読了。
 お父さんが行方不明になって、お母さんとミグ、それに兄のクリスは休暇をマライアおばさんの家で過ごすことになった。おばさんはテディベアみたいにかわいらしいおばあさんなんだけど、「お茶が飲みたいけど、お前たちは疲れてるだだろうから、別に支度なんかしなくてもいいよ」っていう調子で、なんでも自分の思い通りにする。おまけに13人の取り巻きおばさん連中までがいる。だけど、この町、それだけじゃないようで……

 いやあ、おもしろかった。さすがDWJ。マライアおばさんにはモデルがいるそうですが、いかにもいそうですよねこういうおばさん。後半からファンタジー色が強くなってくるんだけど、こういうおばさんについては、ファンタジーの方が救いがありますよね。
 ちょっとネタばれ
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 相手が魔法でも使ってくれれば、こちらも魔法を使うとか、魔法使いを捜してくるとか(?)対抗手段がとれるけど、純粋リアリズムでは、相手が悪意を隠し持った善意+か弱さで来た場合、しかも周囲がそれを肯定している場合、もう開き直ってこちらが悪役になるしか対抗できないでしょう。この辺の処理の仕方も、やっぱりうまいと思う。
 現実世界でいやなことがあったり、いやな人がいたとき、わたしなんかでも「これで作品書いてやる!あんたを悪役にしてやる!」と思うことがあるけど、(今まで2回、かな?)残念ながら未だ実現せず。
 DWJ、この点でもあっぱれなのでありました。

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The Tiger In The Well

 風邪を引いてしまった。昨日の午後からまったく力が入らず、くたーっと寝てます。韓国の疲れが今になって出てきたのもあるけど、原因の一つは絶対これ、Philip Pullman 「The Tiger In The Well」。やめられない止まらない状態で、毎日2時過ぎまで読んでました。
 Sally Lockhart三部作の3作目、最終作です。
 24歳のサリーは、経営コンサルタントの仕事の傍ら、未婚の母としてHarrietを育てている。仕事も順調で、友人であり、(コンサルタント以外の)仕事のパートナーであるJimやWebsterとともに、よい使用人に恵まれて暮らしている。
 ところが、そんなサリーの元にある日裁判所から通知が。まったく未知の人物Mr.Parrishが彼女に対して離婚訴訟を起こした上、Harrietの親権までも要求してきたのだ。調べてみると、なんと結婚登録や、Parrishの子供としての出生届までが、2年前にすでに提出されていた。これは周到に時間をかけて用意された陰謀だったのだ。
 裁判で負けてしまった彼女は、当時の法律「妻の物は夫の物」によって、財産までもが奪われてしまう……
 マハラジャのルビーや降霊会などが出てきた前2作と比べると、道具立てはぐっと地味に、社会的なものになっています。でも、彼女を襲う危機はその分、身近で切迫感のあるものです。だからこそ、少しでも救いが現れないかと先を急いで読んでしまいます。
 ただ、最後が……(以下ネタバレ このブログ、文字色が変えられないし、いくら改行しても、あまりスペースが空かない。ネタバレ丸見えですみません)

 妙に社会派というか、社会主義者グループに加わることが暗示されているのだけれど、今となってはそう言う理想は、わかるとしても素直には読めない。ハードカバー版1988年出版、ペーパーバックが1991年。ソ連崩壊がちょうど91年か。これは「あえて」の結末なのだろうか。また、ユダヤ人が弱者として描かれているのも、当時は当たり前のこととはいえ、今現在のイスラエルの横暴を思えば、複雑。
 痛快娯楽時代劇のままでいて欲しかったと思います。
 

 それから、最後にレッズ対大分トリニータ。
 朝父が「おい、また前半は寝ていたって書いてあるぞ」と言いました。新聞を見ると「前半は寝ていた。2点取られて目が覚めた」相変わらずだなあ。「と、原監督は語った」
 原監督!? FC東京の記事ですって! いずこも同じですねえ。
 せめてセットプレイだけでも何とかして欲しいです。こっちのセットプレイはまるで武器にならず、あっちのは大ピーンチ!ってのはもう厭きました。 坪井が帰ってくるまででも、ブッフバルト監督現役復帰とはなりませんか?

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「ホシに願いを」

 今日、NHKで放映していた稲垣吾郎主演「ホシに願いを」、おもしろかったです。ミュージカル刑事ドラマっていう珍しいジャンル。石井一孝、中島啓江、木の実ナナら歌えるメンバーに、渋い大杉漣など充実したキャスト。まあ、ストーリーは他愛ないんだけど、ミュージカルだからそれもよし。
 だけど、個人的に一番うれしかったのが、我愛する「彩の国さいたま芸術劇場」が一杯出てきたこと。作品の舞台、歌恋温泉の劇場という設定。特に、大ホールの舞台や客席で、西城秀樹と石井一孝が掛け合いで歌うシーンは、にまにましながら見ました。ラストショットも、彩芸でした。(屋根が少し変えてあったけど)
 田舎町に唐突に出現したモダンな劇場っていう位置づけなのかな。(まあ、彩芸じたいがそうなんだとも言えるけど)
 「砂の器」にも登場していたと言う、隠れたロケの名所です。
 (実は一度消しちゃって、最初に書いたのはもっとしつこかった)
 

それから、本館に「韓国雑記」アップしました。
 

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「魔法の声」

 コルネーリア・フンケ「魔法の声」読了。
 
 12歳の少女メギーは、本の修繕を仕事にする父親モーと2人暮らし。ところが夜、「ホコリ指」という怪しい男が現れ、モーを「魔法舌」と呼ぶ。実は、モーは、本を朗読するとその本の世界の物、人をこちらの世界に呼び寄せることが出来るのだ。そして、9年前、メギーの母親は、「闇の心」という本から呼び寄せられた男たちと引き替えに、本の世界に入ってしまっていたのだ……

 かなり後の方になるまで、まったく展開が読めない。「一体落としどころはどこだ!」と思いながら読んでいました。それと、途中で本の世界(異世界)での物語になると思ったのだけれど、終始こちらの世界で展開される。そこが、意外だったかな。携帯電話とか車も普通に出てくるし。悪漢の砦から命からがら(いったんは)逃げ出した後、隠し持っていたゴールドのクレジットカードで飲食し、ホテルに泊まっちゃうなんて、やっぱりこちらの世界ならではのサバイバル法(?)で、おもしろかったです。
 わたしが気に入った人物は、特殊な才能を持つモーやメギーではなく、太りすぎで頑固で、意気地がないようだけれどやっぱり強い、エリノア伯母さん。ちょっとあこがれちゃう、こういう女性。
 それから、異世界から連れてこられて、元の世界に帰りたいばかりに、あっちへふらふらこっちへふらふら、コウモリのようなホコリ指。彼の孤独と、「それでいいんだ」というあきらめは切ない。
 
 長い物語だけれど、「行きて帰りし物語」に厭きてしまった人は、必読だと思います。

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術後13年

 韓国出張中に胃ガン手術後13年を迎えました。
 はっきり言って、昨日やっと思い出しました。このブログのプロフィールを作っている時に、「術後、ええと~、あれ? 18日過ぎてる!」って感じ。 ここ最近は、ちょっと過ぎてから思いだしてます。家族も忘れてるし。(2年前の3月18日には、肺炎で入院したけど)
 術後半年、1年、1年半は本当に、一日一日数えるようにして過ぎていきましたが、今はもう、ぼけーっと、普通の人と同じように「年取りたくないなあ」と思ってます。なんて贅沢な。
 韓国でも、同行の健常者の方がよほど食事に関して慎重で、ミネラルウォーター持参でした。わたしは、一度なんか水道水飲んだし、市場で食べたし、からいものもばんばん食べました。屋台でも食べたかったけど、時間がなかったのと、仕事なので、相方に迷惑をかけては、とちょっとだけ自重しました。
 胃がない割には、当たったことあまりないですね。夏のアメリカで、でろんとした生牡蠣を食べたときには、さすがに駐在中の叔父にたしなめられた。普通の人でも食べないって。
 油が多い方がダメみたい。でも、いつか大当たりしそうで怖い。
 もともと間食もあまりしない、それほど食い意地も張っていないたちだったのに、胃が無くなってからは食い気いっぱい。外出する日は、朝から昼食のことを考えています……
 ともあれ、無事に13年を迎えておめでとう。(自分に、ね)

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ブログ事始め&対セレッソ戦

 世の人のすなるブログなるものを我もしてみんとてすなり。
 ってことで、これから日記をブログで書いてみようと思います。

 さて、今日のレッズ対セレッソですが、ものすごい乱打戦でしたね。なぜか、セレッソとの試合はいつもこうなような…… それとも、社長さん、ギド監督ともにおっしゃっている「1:0より3:2の試合を」というのを体現しているんでしょうか? あいてがセレッソでは、判断が付きません。
 それにしても、オフト監督を2年間見てきた後では、こういう守備はどうもひやひやものです。攻撃は、確かに次から次へ繰り出されてきておもしろいんだけど。なんか、崩れたときにはどこまでも崩れてしまいそうな気がします。
 まあ、3対0から逆転負け、結果4:6、なんて試合(もちろん対セレッソでしたね)が、オフトの時にもあったわけだから、オフトサッカーが必ずしも崩れないってわけじゃないんだけどね。
 後は箇条書き。
*長谷部はよかった! 開幕戦では、動きはいいけど精度が欠ける、って感じだったのが、今日は動きも精度も最高でした。やっぱり若いんだなあ。ぐんぐん成長している。
*永井もよかった。岡野まで戻ってきて、ライバル続出でどこか吹っ切れたのかもしれない。(ここだけの話、彼はもうすこし顔が悪かった方が幸せだったのではないかと思うときがある。あの顔で損をしてるんじゃないかって)
*山田さん。ダメだったという意見とよかったという意見とありますね。彼のプレーはわたしには難しすぎて、いい悪いの判断が付きません。「遅い!」って思うことも多いし。いずれにしても、代表復帰を目指してがんばってほしい。
追加。
 大久保はやっぱりうまいなあ。わたしは仕事も日本語教師だし、童話を書いているし、言葉遣いの悪い人は好きではないんですよね。その点、大久保は好きじゃなかったんだけど、最近、あの悪ガキぶりがなんか愛しくなってきました。年を取ったってこと? ただ、自分のチームにいると気が気じゃないと思う。カードもらいそうで。その点、やっぱり達也は、ガッツも自制心もあって信頼できる。(結局達也をほめてる)

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